GarageBand - チュートリアル2：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

第

4

章

チュートリアル

2

：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

41

「演奏方法を学ぶ」レッスンを開く

「

GarageBand

」には、ギター用とピアノ用の基本レッスンが

1

つずつ含まれています。

「新規プ

ロジェクト」ダイアログで、コンピュータにインストールされているレッスンを選択して開くこ

とができます。また、

「新規プロジェクト」ダイアログで無料の追加基本レッスンをダウンロー

ドしたり、アーティストレッスンを購入したりすることもできます。

「演奏方法を学ぶ」レッスンを開くには：

1

「ファイル」＞「新規」と選択します。

2

「新規プロジェクト」ダイアログで「演奏方法を学ぶ」をクリックします。

コンピュータにインストールされている基本レッスンが、ウインドウのメイン領域に表示され

ます。

3

開きたいレッスンをクリックし、「選択」をクリックします。

レッスンがフルスクリーン表示で開き、ウインドウの上部にビデオウインドウ、ウインドウの

下部にフレットボード（ギターのレッスンの場合）またはキーボード（ピアノのレッスンの場

合）のアニメーションが表示されます。楽器のアニメーションの下にはコントロールバーがあ

り、レッスンを再生したり、メトロノームやサイクルリージョンを入にしたり、レッスンの速

度を下げたり、レッスンに沿って演奏しながら音源を録音したりするためのコントロールが表

示されます。

チャプタやサブチャプタを選択する

「演奏方法を学ぶ」の各レッスンには、

「

Learn

」と「

Play Along

」の

2

つのチャプタがあります。

「Learn」のチャプタでは、講師がビデオで、関連する技法や特殊なチューニングも含め、曲の

演奏方法について説明します。

「Play Along」のチャプタでは、曲全体を中断せずに演奏したり、

1

つまたは複数のセクションを選んで練習したりできます。アーティストレッスンには、曲と

アーティストに関する情報を提供する「Story」のチャプタも含まれています。

一部のレッスンには、

「Simple」および「Advanced」というサブチャプタが含まれています。

レッスンを開くと、ビデオ領域の左側にレッスンのチャプタとサブチャプタが表示されます。

レッスンが開いている間、いつでもほかのチャプタやサブチャプタを選択できます。

スピードスライダ

再生ボタン

録音ボタン

サイクルボタン

メトロノーム

音量スライダ

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第

4

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チュートリアル

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：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

チャプタやサブチャプタを選択するには：

1

チャプタリストが表示されていない場合は、ポインタをビデオ領域の左側に移動します。

2

再生したいチャプタまたはサブチャプタを選択します。

レッスンを再生する

再生したいチャプタを選択したら、レッスンの再生を開始できます。

レッスンを再生するには：

m

再生ボタンをクリックするか、スペースバーを押します。

再生を停止するには：

m

もう一度再生ボタンをクリックするか、スペースバーを押します。

再生はレッスンの先頭から開始されます。コントロールバーの上の再生ヘッドに、レッスンで現

在再生されているセクションが表示されます。レッスン全体を再生したり、個別のセクションを

再生したりできます。

レッスンのセクションを再生するには：

m

コントロールバーの上にある行で、再生したいセクションをクリックします。

Shift

キーを押しな

がらクリックすると、複数のセクションを選択できます。

レッスンが再生中の場合は、選択したセクションの先頭から再生が開始されます。レッスンが停

止中の場合は、スペースバーを押すと、選択したセクションから再生が開始されます。

1

つまたは複数のセクションを繰り返し再生することもできます。この機能は、レッスンの新し

い部分や難しい部分を練習したい場合に特に便利です。

ここでチャプタや

サブチャプタを

選択します。

セクションを繰り返し再生
するには、セクションを

クリックする前にサイクル
ボタンをクリックします。

再生したいセクションを
クリックします。

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章

チュートリアル

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：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

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セクションを繰り返し再生するには：

1

コントロールバーのサイクルボタン（曲線状の矢印の付いたボタン）をクリックします。

2

再生したいセクションをクリックします。隣接した複数のセクションを

Shift

キーを押しながらク

リックすると、それらのセクションを連続して再生できます。

3

再生ボタンをクリックするか、スペースバーを押します。

選択したセクションの再生が開始され、もう一度再生ボタンをクリックするか、スペースバーを

押すまで繰り返し再生されます。

レッスンに合わせて楽器を演奏する

レッスンに沿ってギターやピアノを演奏することができます。音楽用キーボードを演奏する場合

は、キーボードをコンピュータに接続するだけで、レッスンに沿って演奏できます。ギターを演

奏する場合は、レッスンに沿って演奏する前に入力源を選択する必要があります。

ギターの入力を選択するには：

1

「設定」をクリックします。

「設定」ウインドウが表示されます。

2

「自分の入力デバイス」ポップアップメニューから、ギターの入力源を選択します。

Â

コンピュータのオーディオ入力ポートにギターを接続している場合は、「ギター」を選択し

ます。

Â

コンピュータの内蔵マイクを利用してギターを演奏する場合は、

「内蔵マイク」を選択します。

Â

オーディオインターフェイスに接続されたマイクを利用してギターを演奏する場合は、

「外部

マイク」を選択します。

Â

オーディオインターフェイスにギターを接続している場合は、「外部ギター」を選択します。

3

マイクを利用してギターを演奏する場合は、

「モニタ切」を選択してフィードバックを防止しま

す。ギターがオーディオ入力ポートまたはオーディオインターフェイスに接続されている場合

や、スピーカーではなくヘッドフォンを使用して「

GarageBand

」のサウンドを聴く場合は、

「モ

ニタ入」を選択します。

4

変更が終わったら、もう一度「設定」をクリックしてレッスンに戻ります。

これで、レッスンに沿って演奏する準備ができました。

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チュートリアル

2

：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

レッスンの速度を変更する

レッスンの難しい部分を学習したり練習したりしやすいように、レッスンの速度を下げること

ができます。レッスンの速度は、元の速度の半分まで下げることができます。その部分を前よ

り簡単に演奏できるようになったら、レッスンの速度を元のテンポまで徐々に上げることがで

きます。

レッスンの速度を変更するには：

1

レッスンの速度を下げるには、コントロールバーのメトロノームの横にあるスピードスライダを

左方向にドラッグします。

2

レッスンの速度を上げるにはスピードスライダを右方向にドラッグします。

レッスンの再生中でも停止中でも速度を変更できます。

レッスンで自分の音源を録音する

レッスンで自分の音源を録音することができます。複数のテイクを録音することも可能です。自

分の音源を録音すると、自分の演奏を批評し、上達ぶりを確認することができます。自分の音源

を録音したら、複数の異なるテイクを試聴して、レッスンと共に再生するテイクを選んだり、不

要なテイクを削除したりできます。

レッスンで自分の音源を録音するには：

1

録音したいセクションをクリックするか、録音を開始したい位置まで再生ヘッドを移動します。

2

録音ボタンをクリックします。

ビートに合わせて演奏を開始しやすくするため、録音の開始前にメトロノームにより再生ヘッド

の位置で

1

小節分のカウントインが行われます。録音が始まると、録音がコントロールの上の帯

に表示されます。

3

音源の演奏を開始します。

4

録音が終わったら、再生ボタンをクリックします。

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章

チュートリアル

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：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

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複数のテイクを録音するには：

1

コントロールバーのサイクルボタンをクリックします。

2

録音したいセクションをクリックします。

Shift

キーを押しながらクリックすると、複数のセク

ションを選択できます。

3

録音ボタンをクリックします。

4

カウントインの後、音源の演奏を開始します。

5

録音が終わったら、再生ボタンをクリックします。

録音がコントロールバーの上の帯に表示され、テイク番号を示す数字が表示されます。

テイクを試聴するには：

1

録音の左上隅の数字をクリックします。

2

試聴したいテイクの番号を「テイク」メニューから選択します。

テイクを削除するには：

Â

現在選択しているテイクを削除するには、

「テイク」メニューから「選択したテイクを削除」

を選択します。

Â

現在選択しているテイクを除いたすべてのテイクを削除するには、

「テイク」メニューから「未

使用のテイクを削除」を選択します。

レッスンのミックスを変更する

講師の声と音源、自分の音源、およびバックバンドの音源のミックスを変更することができます。

これは、講師の声をよく聞こえるようにしたい場合や、自分の音源がミックスより大きく聞こえ

るようにしたい場合に便利です。レッスンのミックスは、ミキサーのコントロールを使って変更

します。

ミキサーを表示するには：

m

ウインドウの右上の部分にある「ミキサー」をクリックします。

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第

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章

チュートリアル

2

：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

ミキサーが、レッスンのウインドウの上にオーバーレイとして表示されます。ミキサーには、

ミュートボタン、ソロボタン、音量スライダなど、トラックごとのコントロールのセットが用意

されています。

ミックスを変更するには、以下のいずれかの操作を行います：

Â

トラックをミュートにするには、ミキサーのミュートボタン（スピーカーアイコンの付いたボ

タン）をクリックします。

Â

特定のトラックだけを聴くには、ミキサーのソロボタン（ヘッドフォンアイコンの付いたボタ

ン）をクリックします。

Â

トラックの音量を調整するには、音量スライダを右または左にドラッグします。

レッスンにバックバンドが含まれる場合は「

The Band

」というタイトルのトラックがミキサー

に表示されます。これには開閉用三角ボタンが付いています。この開閉用三角ボタンをクリック

すると、バンドの各音源のミキシングコントロールが表示されます。バンドのミキシングコント

ロールを使って、レッスンのトラックをミックスする場合と同じように個別の音源をミックスで

きます。「

Reset

」ボタンをクリックすると、バンドを元のミックスに戻すことができます。

変更が終わったら、ミキサーを閉じてレッスンに戻ります。

ミキサーを閉じるには：

ウインドウの右上隅にある「ミキサー」をクリックするか、レッスンウインドウ内のミキサー以

外の部分をクリックします。

開閉用三角ボタンをクリックすると、
バンドのミキシングコントロールが

表示されます。

クリックすると、バンドの

ミキシングコントロールが
リセットされます。

各音源のミキシングコントロールを

使用します。

第

4

章

チュートリアル

2

：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

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レッスンウインドウをカスタマイズする

レッスンウインドウのアピアランスを、自分の学習方法に合わせていくつかの方法でカスタマイ

ズできます。ギターとピアノのどちらのレッスンでも、各種の楽譜を表示できます：

ギターのレッスンをカスタマイズする

ギターのレッスンでは、楽譜が、コード記号、コード運指図、タブラチュア（

TAB

譜）、または

通常の表記で表示できます。左利きのギタリストの場合は、左利き用の表示に切り替えることが

できます。フレットボードのアニメーションを、デフォルトのアングル表示だけでなく、トップ

ダウン表示に切り替えることもできます。

ギターのレッスンのウインドウをカスタマイズするには：

1

レッスンウインドウの右上の部分にある「設定」をクリックします。

設定ウインドウが開き、楽譜とアピアランスに関する各種のオプションが表示されます。

2

使用したい楽譜とアピアランスのオプションをクリックします。

3

レッスンを左利き用の表示に切り替えるには、「左利き用ギター」チェックボックスを選択し

ます。

4

フレットボードのアニメーションをトップダウン表示に変更するには、

「トップダウンフレット

ボード表示」チェックボックスを選択します。

5

変更が終わったら、「完了」をクリックしてレッスンに戻ります。

ピアノのレッスンをカスタマイズする

ピアノのレッスンでは、楽譜をコード記号または標準的な楽譜で表示できます。左手、右手、ま

たは両手の音を表す楽譜を表示できます。また、

「簡易表示」に切り替えることもできます。

「簡

易表示」では、音名が鍵盤のアニメーションの白鍵上に表示され、通常の楽譜表示の場合は音符

の玉の部分にも表示されます。

ピアノのレッスンのウインドウをカスタマイズするには：

1

レッスンウインドウの右上の部分にある「設定」をクリックします。

設定ウインドウが開き、楽譜とアピアランスに関する各種のオプションが表示されます。

2

使用したい楽譜とアピアランスのオプションをクリックします。

3

「簡易表示」でレッスンを表示するには、「簡易表示」チェックボックスを選択します。

4

変更が終わったら、「完了」をクリックしてレッスンに戻ります。

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第

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章

チュートリアル

2

：ピアノとギターの演奏方法を学ぶ

ギターとピアノの両方のレッスンに、「自動」表示があります。

「自動」表示では、レッスンでの

表示内容に応じて、楽譜やアピアランスが自動的に変化します。ほとんどの場合は、特に別の表

示が必要ではない限り、

「自動」表示を選択したままにしておいて構いません。

設定ウインドウにも、楽譜とアピアランスに関する各種のオプションのキーボードショートカッ

トが表示されます。それらのキーボードショートカットを使用すると、設定ウインドウを開かな

くてもレッスンのアピアランスを変更できます。

「

GarageBand

」で「演奏方法を学ぶ」レッスンを開く

レッスンは「

GarageBand

」ウインドウで開くことができます。

「

GarageBand

」でレッスンを開

くと、講師の声、講師の音源、自分の音源で行った録音を含め、各トラックが個別のトラックと

してタイムラインに表示されます。

「

GarageBand

」ウインドウで、ほかの

GarageBand

プロジェ

クトと同様に、アレンジしたり、ミックスしたり、その他の変更を行ったりできます。

「

GarageBand

」でレッスンを開くには：

m

コントロールバーの「

GarageBand

で開く」ボタンをクリックします。

参考：一部のアーティストレッスンは、「

GarageBand

」で開くことができません。レッスンを

開くことができない場合は、コントロールバーの「

GarageBand

で開く」ボタンが淡色表示され

ます。

「演奏方法を学ぶ」追加レッスンを入手する

「

GarageBand

」には、いくつかの基本的な「演奏方法を学ぶ」レッスンが付属しています。ギ

ターおよびピアノの追加の基本レッスンをダウンロードしたり、曲をヒットさせたアーティスト

自身が曲の演奏方法を教えてくれるアーティストレッスンを購入したりできます。基本レッスン

のダウンロードとアーティストレッスンの購入は、「新規プロジェクト」ダイアログの「レッス

ンストア」から行います。レッスンのダウンロードと購入の詳細については、

「

GarageBand

」の

ヘルプの「ギターやピアノの演奏方法を学ぶ」セクションを参照してください。